毎日、人一倍頑張っているはずなのに、なぜか心がクタクタに疲れてしまう。
周りの人は当たり前にこなしていることが、私にはどうしてこんなに難しいんだろうって、一人で抱え込んでいませんか。
このブログを読み終える頃には、その漠然とした「生きづらさ」の正体と、少しだけ心が軽くなるヒントが見つかるかもしれません。
私自身、40代を目前に「これって発達障害の特性?」と気づき、これまで感じてきた違和感の理由が腑に落ちた経験があります。
同じように悩むあなたの気持ちに寄り添いながら、私の体験をお伝えさせてください。
※この記事は個人の体験に基づくものです。症状や状況には個人差がありますので、専門的な判断が必要な場合は必ず専門家にご相談ください。
「もしかして私だけ?」大人になって気づいた、特性との出会い
漠然とした生きづらさを感じていたのは、実は発達障害の特性が関係していたのかもしれないと、私は大人になって初めて知りました。
小さい頃から、どこか周りの子と違う感覚がありました。
忘れ物が多くてよく怒られたり、友達との会話のテンポが合わなかったり。
特にアパレルで働いていた頃は、お店のディスプレイや在庫管理、お客様との複雑なコミュニケーション、どれもが私には大きな負担でした。
「もっとちゃんとしなさい」「気が利かないね」と言われるたびに、自分はダメな人間なんだと、何度も落ち込んだものです。
そんな毎日の中で、「私って何かおかしいのかな」「もしかしたら病気なのかな」と不安ばかりが募りました。
「みんなが普通にできることができない自分は、努力が足りないんだ」と信じていました。
でも、ある時たまたま手にした本で「大人の発達障害」という言葉を知って、雷に打たれたような衝撃を受けたんです。
今までバラバラだった私の困りごとが、まるでパズルのピースが合うように、一つの特性としてつながっていきました。
もちろん、診断されたわけではありませんが、自分の特性を知ることで、「そうか、これは私が悪いわけじゃないんだ」と、自分を責めすぎずに済むようになったのは、本当に大きな変化でした。
なぜ今、大人女性に「生きづらさ」の正体が見えてくるのか?
「私だけ?」と感じる生きづらさが、実は発達障害の特性によるものだったと気づく女性が、近年増えているように感じます。
これは社会全体で発達障害への理解が深まってきたことと、女性特有の特性の「見えにくさ」が関係していると言われていますね。
私も含め、多くの女性は子どもの頃から「いい子」でいることを求められがちです。
周りに合わせようと、特性を隠したり、無理をして頑張りすぎたりする傾向があります。
私の場合もそうでした。
アパレル時代は、苦手なマルチタスクを完璧にこなそうと必死で、接客が終わるたびにぐったりと疲れていましたし、細かい指示を理解するのが難しくて、お客様への説明が二転三転してしまったこともあります。
今の物流会社でも、突発的な電話対応や急な業務変更は、今でも冷や汗をかく場面があります。
若い頃は気合で乗り切れたことも、年齢を重ねて体力や気力が落ちてくると、より一層しんどさを感じるようになるものです。
子育てが始まって、今まで経験したことのないマルチタスクの嵐に直面したり、更年期の影響でホルモンバランスが変わり、これまで抑え込んできた特性が強く出るようになる人も少なくありません。
だからこそ、大人になってから「もしかして?」と自分の特性に気づく女性は決して少なくないんです。
遅れて気づく人もたくさんいるから、どうか自分を責めないでくださいね。
私が見つけた「あるある」困りごとリストと、小さな対処法
漠然とした「生きづらさ」の正体を知ることで、具体的な困りごとへの対処法が見えてきます。
一つ一つの困りごとには、特性が関係していることが多く、それを知るだけで気持ちが楽になるはずです。
私がこれまでの人生で感じてきた「あるある」な困りごとと、私なりに見つけた小さな対処法をいくつかご紹介しますね。
- 片付けが苦手で物が散らかりがち: 「使ったら戻す」がどうしてもできなくて、部屋が物で溢れてしまうことがよくありました。特に長女の部屋は魔窟でしたね。
- 予定管理が難しい、うっかりミスが多い: 大切な約束を忘れたり、書類の提出期限を過ぎてしまったり。会社でもうっかりミスが多くて、よく上司に注意されました。
- 人の話が頭に入ってこないことがある: 会話中、相手の言葉がバラバラに聞こえたり、途中で意識が飛んでしまうことがありました。夫との喧嘩の原因になることも。
- こだわりが強く、融通が利かないと言われる: 自分のルールを崩されるのが苦手で、予定外のことに対応するのが本当にストレスでした。アパレル時代の急なヘルプ要請は地獄でした。
- 感情のコントロールが難しい時がある: 些細なことでイライラしたり、急に落ち込んだり。まるで感情の波に飲み込まれるような感覚でした。
- 感覚過敏(音、光、匂い)で疲れやすい: 物流倉庫の機械音や強い照明、人の声が同時に聞こえると、頭がパンクしそうになります。通勤電車の人混みも苦手です。
- 衝動買いをしてしまう: ストレスが溜まると、つい高価なものを衝動的に買ってしまって、後で後悔することが多かったです。
こんな困りごとに対して、私はこんな工夫をしています。
- 「目で見る」工夫を徹底する: TODOリストは絶対に手書きで作成し、完了したら派手に線を引きます。持ち物リストも玄関に貼って確認します。
- タイマーを味方につける: 「この作業は20分」と決めて、集中力が途切れる前に休憩を挟みます。家事もタイマーで時間を区切ると、だらだらせずに済みます。
- 苦手なことは人に頼る勇気を持つ: 夫や子供に、具体的なお願いの仕方を伝えるようになりました。例えば、「洗面所のタオルの補充、お願いできるかな?」と具体的に言うと、スムーズに行くことが多いです。
- 休憩を意識的に取る: 集中力が途切れてしまう前に、コーヒーを淹れたり、窓の外を見たりして、脳を休ませます。
- 部屋の「ざっくりルール」を決める: 細かく分類するのではなく、「この棚には書類だけ」「この引き出しには電池だけ」というように、大まかな置き場所を決めることで、散らかりにくくなりました。
完璧じゃなくてもいいんです。
自分に合った小さな工夫を重ねることで、少しずつですが、日々の生活が楽になることを私自身が体験してきました。
病院に行く前に。私が試した「自己理解」を深める一歩
「もしかして?」と感じたとき、すぐに病院に行かなければいけないと焦る必要はありません。
まずは、自分の特性をじっくりと見つめ直し、自己理解を深めることから始めるのも大切な一歩だと私は思います。
私は、まず自分の「なぜ?」を書き出すことから始めました。
「なぜ、私はいつも鍵をなくすんだろう?」「なぜ、人の話が頭に入ってこない時があるんだろう?」
毎日、ノートにそんな疑問と、その時にどんな気持ちになったかを書き留めていきました。
すると、だんだんと自分の行動パターンや感情の動きが見えてくるんです。
その次に、発達障害に関する本やブログをいくつか読んでみました。
専門書ではなく、私と同じように大人になってから特性に気づいた女性の体験談を選んで読みました。
「そうそう、これ私だ!」って共感できる部分がたくさんあって、一人じゃないんだって心強く感じました。
そして、勇気を出して夫に「実は私、こんな特性があるのかもしれない」と話してみたんです。
最初は戸惑っていましたが、私がこれまでの生きづらさを真剣に伝えると、夫は「知らなかったけど、そうだったんだね」と受け入れてくれました。
今では、長男や長女にも、私が苦手なことは「ママ、これ苦手だから手伝ってくれると嬉しいな」と具体的に伝えられるようになり、家族みんなで協力してくれることが増えました。
もし、一人で抱え込むのがつらいと感じたら、地域の相談窓口や、同じ悩みを持つ人のオンラインコミュニティを探してみるのも一つの方法かもしれませんね。
自分のペースで、少しずつ理解を深めていくことが大切だと思います。
「私」でいいんだと気づけた、この道の先にあるもの
自分の発達障害の特性に気づいてから、私の世界は大きく変わりました。
以前は「みんなと同じようにできない自分はダメだ」と、いつも自分を責めていました。
でも、自分の特性を理解したことで、「これが私なんだ」と受け入れられるようになったんです。
完璧な人間になろうと無理をするのではなく、苦手なことは工夫したり、時には助けを求めたりしながら、自分らしい生き方を見つけることができると知りました。
自分を大切にすることで、心にゆとりが生まれ、家族との関係も以前よりずっと穏やかになりました。
もしあなたが今、「もしかして私だけ?」と一人で悩んでいるなら、今日からできることがあります。
それは、あなたが日常で感じる「なぜ?」という疑問を、一つだけノートに書き出してみること。
その小さな一歩が、きっと、あなたがあなたらしく生きるための大きな光になるはずです。



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